疑問
Fireタブレットのモデルの違いはなに?
どうやって選べばよい?
おすすめのモデルは?
この記事では、Fireタブレットの最新モデルを比較して、失敗しないFireタブレットの選び方を紹介します。どれを選んだらよいか、迷っている時の参考にしてください。
Fireタブレットには、子供用のキッズモデルを合わせて、8モデルあります(キッズモデルの本体スペックは、Fire7、Fire HD 8、Fire HD 10と同じです)。
記事の前半では、Fire7、Fire HD 8、Fire HD 10の3つのスペックを比較し、後半ではスペック以外のことを比較して違いを説明します。
Fire7、Fire HD 8、Fire HD 10の最新モデルを比較
Fireタブレット(Fire7、Fire HD 8、Fire HD 8 Plus、Fire HD 10、Fire HD 10 Plus)最新版のスペックを比較したのが、下記の表です。
Fire7は2022年6月に、Fire HD 8とFire HD 8 Plusは2022年10月にモデルチェンジしています。
※価格は記事作成時点のものです。最新の価格はAmazonでご確認ください。
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 8 Plus | Fire HD 10 | Fire HD 10 Plus | |
世代 | 第12世代/2022 | 第12世代/2022 | 第12世代/2022 | 第11世代/2021 | 第11世代/2021 |
価格 | 6,980円(16GB) | 11,980円(32GB) 13,980円(64GB) |
13,980円(32GB) 15,980円(64GB) |
15,980円(32GB) 19,980円(64GB) |
18,980円(32GB) 22,980円(64GB) |
ディスプレイ | 7インチ | 8インチ HD | 8インチ HD | 10.1インチ HD | 10.1インチ HD |
解像度 | 1024 x 600(171ppi) | 1280 x 800(189ppi) 720p HD解像度 |
1280 x 800(189ppi) 720p HD解像度 |
1920 x 1200(224ppi) 1080p HD解像度 |
1920 x 1200(224ppi) 1080p HD解像度 |
本体カラー | ブラック | ブラック、ブルー、ローズ | グレー | ブラック、デニム、オリーブ | スレート |
プロセッサ | クアッドコア(2.0GHz) | ヘキサコア(2.0GHz) | ヘキサコア(2.0GHz) | オクタコア(2.0GHz) | オクタコア(2.0GHz) |
RAM | 2GB RAM | 2GB RAM | 3GB RAM | 3GB RAM | 4GB RAM |
オーディオ | ステレオピーカー マイク |
Dolby Atmos デュアルステレオスピーカー マイク |
Dolby Atmos デュアルステレオスピーカー マイク |
Dolby Atmos デュアルステレオスピーカー マイク |
Dolby Atmos デュアルステレオスピーカー マイク |
内臓ストレージ | 16GB | 32GB、64GB | 32GB、64GB | 32GB、64GB | 32GB、64GB |
microSD 拡張スロット |
1TBまで対応 | 1TBまで対応 | 1TBまで対応 | 1TBまで対応 | 1TBまで対応 |
Alexa搭載 | 搭載 (Show Mode非対応) |
搭載 (Show Mode対応) |
搭載 (Show Mode対応) |
搭載 (Show Mode対応) |
搭載 (Show Mode対応) |
USB | USB TYPE-C | USB TYPE-C | USB TYPE-C | USB TYPE-C | USB TYPE-C |
カメラ | 2メガピクセルフロントカメラ 2メガピクセルリアカメラ 720HDビデオレコーディング |
2メガピクセルフロントカメラ 2メガピクセルリアカメラ 720HDビデオレコーディング |
2メガピクセルフロントカメラ 5メガピクセルリアカメラ 720HDビデオレコーディング |
2メガピクセルフロントカメラ 5メガピクセルリアカメラ 720HDビデオレコーディング |
2メガピクセルフロントカメラ 5メガピクセルリアカメラ 720HDビデオレコーディング |
WiFi | デュアルバンド a/b/g/n/ac ※wifi 6非対応 |
デュアルバンド a/b/g/n/ac ※wifi 6非対応 |
デュアルバンド a/b/g/n/ac ※wifi 6非対応 |
デュアルバンド a/b/g/n/ac ※wifi 6非対応 |
デュアルバンド a/b/g/n/ac ※wifi 6非対応 |
Bluetooth | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
充電時間 | 約4時間 | 約5時間 | 約3時間 | 約4時間 | 約4時間 |
バッテリー 駆動時間 |
最大10時間 | 最大13時間 | 最大13時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
サイズ | 181 x 118 x 9.7mm | 201.9 x 137.3 x 9.6mm | 201.9 x 137.3 x 9.6mm | 247 x 166 x 9.2mm | 247 x 166 x 9.2mm |
重量 | 282g | 337g | 342g | 465g | 465g |
モデルの違いをピックアップすると下記のようになります。
注目すべきモデルの違い
- ディスプレイ&解像度
- プロセッサ
- RAM
- 内臓ストレージ
- バッテリー駆動時間
- サイズ
- 重量
各モデルの違いとおすすめのモデルについて詳しく説明していきます。
綺麗な映像を見たい場合のおすすめモデル
綺麗な映像を見たいなら、「Fire HD 8」以上がおすすめです。
綺麗な映像で重要になってくるのが解像度です。解像度はどのくらいたくさんのピクセル(画素)を画面に表示できるかを表しています。
解像度が高い(画面に表示できるピクセル数が多い)ほど、細かいところまで表現できるので綺麗な映像になります。
Fireタブレットの解像度は、下記のようになっています。
モデル | 解像度 |
Fire 7 | 1024x600(171ppi) |
Fire HD 8とFire HD 8 Plus | 1280x800(189ppi) |
Fire HD 10とFire HD 10 Plus | 1920x1200(224ppi) |
Fire HD 10とFire HD 10 Plusの解像度が一番高くなっているので、一番きれいに見ることができます。ただし、Fireタブレットの解像度が高くても、映像の解像度が低いと綺麗に見えないので注意しましょう。
動画などを見る時にどれくらいの解像度ならFireタブレットで綺麗に見えるかを知るには、解像度を表す言葉の「HD」や「フルHD」などの理解が必要になります。
それぞれの解像度は下記のようになっています。
用語 | 解像度 |
SD | 720x480ピクセル |
HD | 1280x720ピクセル |
フルHD | 1920x1080ピクセル |
2K(QHD) | 2560x1440ピクセル |
4K(QFHD) | 3840x2160ピクセル |
8K(UHD) | 7680x4320ピクセル |
※1920x1080=2,073,600=約200万画素=2メガピクセル(2MP)
Fireタブレットは、「Fire 7」以外は名前にHDがついている通り「HD」の解像度に対応しています。
「Fire HD 10」なら「フルHDを表示できる解像度を持っている」=「フルHDの映像が見れる」=「映像が綺麗」ということです。
※解像度の低い映像は、解像度が高い機器で見ても綺麗に見えません。
「Fire 7」の解像度は「1024x600」なので、HDの下の「SD」解像度の映像までしか対応していません。SDの映像は小さい画面でみる分には、それほど荒い映像にはなりませんが、大きい画面(液晶テレビなど)で見ると荒さが目立ってしまいます。
解像度の高い映像を表示するには、それなりの端末性能(スペック)も必要になり、オクタコアプロセッサのFireタブレット HD 10およびPlusが性能もよく綺麗にみれます。
プライムビデオを見る場合のおすすめモデル
Amazonのプライムビデオの画質は「SD」「HD」「フルHD」「4K」の4つの解像度があります。
「HD」以上に対応しているFireタブレットの方がプライムビデオを綺麗にみることができます。
また小さい画面で見るよりも大きい画面で見た方が見やすいのは言うまでもありません。
プライムビデオを見る場合は、8インチ以上HDに対応している「Fire HD 8」以上のモデルがおすすめです。
快適に操作をしたい場合のおすすめモデル
快適な操作性を求めるなら「Fire HD 10」以上がおすすめです。
操作の待ち時間が長い・重たい・もっさりしているのは性能が低いためです。
各Fireタブレットのプロセッサは下記の順で性能(スペック)が高くなります。
「Fire 7・Fire HD 8」<「Fire HD 8 Plus」<「Fire HD 10」<「Fire HD 10 Plus」
「Fire 7」はクアッドコア(CPUコア4つ)、「Fire HD 8」「Fire HD 8 Plus」はヘキサコア(CPUコア6つ)、「Fire HD 10」はオクタコア(CPUコア8つ)になっています。
コア数だけでは比較できませんが、基本的にはクアッドコアよりヘキサコア、ヘキサコアよりオクタコアの方が、同時に処理できる作業が多いので、オクタコアの方が性能が高くなります。
そして、もう一つ処理速度に関係してくるのが「RAM」で、情報を一時的に保存しておく場所です。RAMにデータを保存することで呼び出し速度が速くなります。
各FireタブレットのRAMのサイズは、下記のようになっています。
モデル | RAM |
Fire 7 | 2GB |
Fire HD 8 | 2GB |
Fire HD 8 Plus | 3GB |
Fire HD 10 | 3GB |
Fire HD 10 Plus | 4GB |
「Fire HD 8 Plus」と「Fire HD 10」が3GB、「Fire HD 10 Plus」が4GBのRAMになっています。
アプリを複数起動したり、ブラウザのタブをたくさん開く場合は、RAMが多いの方が有利です。
操作感で不満を感じたくないのであれば「Fire HD 8」以上がおすすめです。
ゲームをする場合のおすすめモデル
ゲームをする場合におすすめのFireタブレットは、オクタコアで一番性能が高い「Fire HD 10」または「Fire HD 10 Plus」です。
やはり、スペックが高いのでゲーム操作性も快適です。ただし、画面が大きい分、パズルを素早くつなぐようなゲーム(ツムツムのようなゲーム)だと指を移動させる距離が長くなるので不利です。
「Fire HD 10」なら3D系のゲームでも比較的カクつくことなく動作し、画面も大きい分、迫力のあるゲーム体験ができます。モンスターストライク、パズドラなどの動きが激しくないゲームはストレスなくプレイできます。「荒野行動」と「ワールド・オブ・タンクス・ブリッツ」もプレイできました。
Fireタブレットの性能順でいうと、ゲームにおすすめなのは「Fire HD 10 Plus」、「Fire HD 10」、その次がメモリが3GBの「Fire HD 8 Plus」、「Fire HD 8」です。
Fire HD 8とHD 8 Plusに追加されたゲームモードとは?
「Fire HD 8(第10世代)」と「Fire HD 8 Plus(第10世代)」には「ゲームモード」が追加されました。
「ゲームモード」を有効にすると、デバイスのメモリーとパフォーマンスが最適化され、さらにゲームプレイ中はAlexaやその他のアプリ(Eメールやソーシャルネットワークなど)からの通知が非表示になります。
ゲームプレイ中に通知がこなくなるので気にならなくなります。
大きさから選ぶ場合のポイント
各タブレットのサイズは下記のとおりです。
モデル | サイズ |
Fire 7 | 横:181mm 縦:118mm 厚み:9.7mm 重さ:282g |
Fire HD 8とFire HD 8 Plus | 横:201.9mm 縦:137.3mm 厚み:9.6mm 重さ:337g(342g) |
Fire HD 10とFire HD 10 Plus | 横:247mm 縦:166mm 厚み:9.2mm 重さ:465g(468g) |
※()内の重さはPlusの重さ。
「Fire HD 10」が画面が一番大きくて見やすいです。
ただし、それだけ本体も重くなるので、手に持って使う場合は大きいほど不便です。
片手でもつなら「Fire 7」が丁度いい大きさになり、「Fire HD 8」は両手で持つといった感じになります。
そして、「Fire HD 10」はどちらかというと置いて使う方がいいです。
通勤時に電車で使う場合は、外出時に持ち出しやすい「Fire 7」や「Fire HD 8」がおすすめです。「Fire HD 10」は外に持ち出して使うには大きすぎます。
Fireタブレットのカメラ機能について
Fire7とFire HD 8には「2メガピクセルフロントカメラ」「2メガピクセルリアカメラ」「720pHDビデオレコーディング」がついています。
※Fire HD 8 Plusは、リアカメラが5メガピクセルになっています。
Fire HD 10(第11世代)には「5メガピクセルリアカメラ」が搭載されています(フロントカメラとビデオレコーディングは同じ)。
メガピクセルとは?
2メガピクセルがどのくらいの画素数なのかというと、
1メガピクセル(mega pixel)=1,000,000画素=100万画素
で、2メガピクセル(2MP)は200万画素になります。
200万画素のカメラをiPhoneのモデルで例えると、2008年発売の「iPhone 3G」で、かなり古いモデルということです(2メガピクセルカメラ)。
画素数が多いほど細部まで表示できるので、画像がシャープになり立体感がでてきます。画素数が少ないほど、モザイク感が強くなると思ってもらえれば分かりやすいです。
最近のスマートフォンはほとんどが800万画素(タブレットは500万画素程度)なので、Fire HD 10(第11世代)からやっと他のデバイスに近づいてきた感じでが、それ以外は200万画素なのでカメラ性能はかなり低いです。
映像の場合は、画像に動きが加わるので一枚一枚の画質はそれほど気にならなくなり、画素数が少なくても比較的綺麗に見えます。
Fireタブレットについている「720pHDビデオ」は約93万画素(1280×720=921,600)の動画を撮影でき、一般的には高画質と言われる動画に分類されますが、撮影しながらFireタブレット本体を動かしたりすると、映像のブレが激しく、撮影後に動画をみると綺麗ではありません。
そのため、基本的にはFireタブレットをカメラ目的で買うのはおすすめしません。
Fireタブレットのカメラは、主にZOOMなどの据え置きで使うといいです。
microSDカードでストレージを拡張できる!
Fireタブレットの全モデルが、microSDカードの拡張スロットを搭載しているので、容量拡張が容易にできます。
Fireタブレットには内部ストレージサイズの違う2種類があり、すべてのモデルで、microSDカードの拡張スロットを使って最大1TBまで拡張できます。
モデル | ストレージ | microSDカード拡張スロット |
Fire 7 | 16GB | 最大1TB |
Fire HD 8とFire HD 8 Plus | 32GB/64GB | 最大1TB |
Fire HD 10とFire HD 10 Plus | 32GB/64GB | 最大1TB |
ストレージのサイズが小さいものを購入してもmicroSDカードで拡張できます。
microSDカードのフォーマット
FireタブレットのmicroSDカードは、内部ストレージとするか、外部ストレージとするかを選択できます。
内部ストレージにすると、Fireタブレット専用のmicroSDカードになるため他のデバイスでは使えなくなりますが、一部を除くアプリデータを移動できるようになり、ストレージ容量を減らすことができます。
外部ストレージの場合は、microSDカードを抜き差ししてデータの受け渡しができ、Fireタブレット以外のパソコンなどでも利用できます。
最初から本体容量が大きい方を選んだ方がいい場合
基本的には、microSDカードでストレージを拡張できるので、最初からストレージが大きいものを購入する必要はないのですが、microSDカードを内部ストレージにフォーマットしても移動できないアプリもあるという点に注意が必要です。
アプリの仕様なので、どうにもできません。
もし、アプリ(ゲームなど)利用をメインで考えているなら、内部ストレージが最初から大きいモデルを選んだほうがいいです。
マイク・スピーカー付き
Fireタブレットの全モデルにはマイクとスピーカーが付いています。
そのため、ZOOMなどのアプリを使って会話をすることができます。
モデル | オーディオ |
Fire 7 | 3.5mm ステレオ ジャック 内蔵スピーカー マイク |
Fire HD 8とFire HD 8 Plus | 3.5mm ステレオ ジャック 内蔵Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー マイク |
Fire HD 10とFire HD 10 Plus | 3.5mm ステレオ ジャック 内蔵Dolby Atmosデュアルステレオスピーカー マイク |
あくまで、タブレットのスピーカーなので、それほど期待できるわけではありませんが、プライムビデオでは音声もクリアに聞こえるので必要十分なスピーカーを装備しています。
全モデルがAlexa(アレクサ)に対応
Fireタブレットは、全モデルでAlexa(アレクサ)が使えます。
Alexaで何をするか困った場合は、とりあえず「Amazon Music Free」で音楽再生がおすすめです。
「Amazon Music Free」は、Amazon会員であれば、機能制限はありますが誰でも無料で利用できます。
「アレクサ、音楽かけて」と話すだけでOKです。
なお、待ち受け画面で時間・天気・ニュースなどの情報を配信してくれる「Showモード」に、Fire7は対応していません。
Bluetoothが使える
説明ページに小さく記載されていて気づきにくいのですが、Fireタブレットは全モデルで「A2DPステレオヘッドホンに対応したBluetooth」を使うことができます。
A2DP(Advanced Audio Distribution Profile)は、Bluetoothのプロファイル(仕様)の一つで、デジタルオーディオプレイヤーとヘッドホン間などで用いられるステレオ音質のオーディオデータをストリーミング配信するためのプロファイルです。
FireタブレットでこのBluetooth機能を使えば、ワイヤレスイヤホンやヘッドフォンを接続して音楽を聴くことができます。
テザリングができる
Fireタブレットは、Wifi接続で使うデバイスなので、Wifiがないとインターネットに接続できません。もちろん、SIMカードを入れるところもありません。
しかし、Wifiがないところでもインターネットに接続する方法があります。それが、スマホなどの通信回線を利用する「テザリング」です。
テザリングする時はスマホの通信容量に注意が必要です。サイトを見るだけでも、画像などで容量を一気に使うことがあります。
テザリングの設定方法については、下記のページを参照してください。
位置情報サービス(GPSに似た機能)がついている
Fireタブレットには、全モデルに位置情報サービス機能がついています。
Fireタブレットの位置情報サービス機能はGPSに似ている機能ですがGPSではありません。
Fireタブレットの場合は、Wifiを使って位置を特定しているので、GPSに比べて位置情報の精度は劣ります。
ただ、この機能を使えば「Googleマップ」などの位置情報を利用する「第三者が提供するサービス」を利用できるようになります。
位置情報サービスの設定方法については、下記のページを参照してください。
アマゾン電子書籍のKindle本が読める
Fireタブレットは、全モデルでアマゾン電子書籍Kindle本を専用アプリ「Kindle」を使って読むことができます。
Kindle本は、専用の電子書籍リーダー「Kindle Paperwhite」などがありますが、Fireタブレットで読むメリットはカラー表示ができることです。
ファッション雑誌などは、カラーで見ないとほとんど意味がありません。一度カラー表示になれてしまうと「白黒」表示に戻るのが億劫になってしまうほど違います。
また、FireタブレットならmicroSDカードが利用できるので、ストレージ容量を気にせずたくさんのKindle本を持ち運ぶことができます。Kindle本利用でもFireタブレットはおすすめです。
FireタブレットをKindle本で選ぶ時のポイント
雑誌やマンガなどのKindle本は、文字も画像化されているので、文字だけ大きくしたり、小さくしたりということはできません。
Kindle版のマンガ単行本は、Fire7でも読めますが、Kindle版のファッション雑誌は、文字が小さくなってしまうので、Fire7で読むのは難しくなります。
Kindle版の雑誌は、Fire HD 10が一番読みやすいです。
購入時オプション3ヶ月分のKindleUnlimitedつき
一部のFireタブレットでは、購入時オプションとして「3ヶ月分のKindleUnlimitedつき」が選択できます。
KindleUnlimited(キンドルアンリミテッド)は、Kindle本の月額980円の読み放題サービスが3ヶ月分ついてくるオプションです。2,940円分お得になります。
3ヶ月以降は自動更新に切り替わるため、自分で解約が必要です。解約はいつでもできます。
充電ケーブルのUSBタイプ
それほど重要ではありませんが、知っておいて損しないのがUSBのタイプです。
現在、充電ケーブルは全て「USB Type-C」が使えます。
2015年以前のAndroidスマートフォンでは、差し込み口が台形の「micro USB Type-B」が主流でしたが、現在主流となっているのは「USB Type-C」です。
「USB Type-C」の特徴は、差し込み口が楕円形で左右対称になっているので、どちらの向きでも差し込んで接続することができます。
「micro USB Type-B」の時は差し込む方向の確認が必要でしたが、「USB Type-C」は確認しなくてもそのまま差し込むことができるので便利です。
また、USB TYPE-Cになることで「転送速度」と「給電能力」が向上します。
Fireタブレットを選ぶ時に知っておくべき最も重要なこと
Fireタブレット購入前に知っておかないといけないのが、基本的に「Google Play」が使えないということです。
つまり、Androidスマホで使えるアプリが、Fireタブレットでは基本的に使えません。
Fireタブレットでは、独自のアプリストアというプラットフォームからアプリをダウンロードして使います。
「Google Play」から移植されているアプリもありますが、全てのアプリが移植されているわけではないので、FireタブレットでAndroidスマホと同じアプリが使えると思わないように注意が必要です。
自己責任でインストールするという人は下記のURLを参考にしてください。
FireタブレットにGoogle Playをインストールする場合は、Fire OSのバージョンによって、インストールするGoogle PlayのAPKファイルが異なるので注意しましょう。
下記の記事を参考にしてください。
【Fire OS7版】Google Playをインストールする方法
【Fire OS8版】Google Playをインストールする方法
もし、「Google Play」にあるいろいろなアプリを使いたいのであれば、Fireタブレット以外のAndroidタブレットも候補に入れた方がいいです。
HUAWEI(ファーウェイ)のMediaPadもモデル性能はいいのですが「Google Play」が使えないので注意が必要です。
Fireタブレットおすすめポイントまとめ
Fireタブレットは、基本的にはAmazonサービスを利用目的(プライムビデオ、Kindle本、Fireタブレット用アプリ)としたタブレットです。
機能などを総合すると、一番のおすすめFireタブレットは「Fire HD 10」です。その次はコスパの観点から「Fire HD 8」、その次が「Fire HD 8 Plus」になります。
Fire HD 10のおすすめポイント
「Fire HD 10」はオクタコアなので、スペックが高く・操作性・ゲーム利用・プライムビデオの視聴などにおいて一番使えるFireタブレットです。
画面が大きいので、Kindle本のマンガ・小説・雑誌が快適に読め、ブラウザを使った検索もストレスなくできます。
ただし、本体が大きい分、持ち運びには向きません。主に室内利用に適しています。
Fire HD 8とHD 8 Plusのおすすめポイント
「Fire HD 8」と「Fire HD 8 Plus」はヘキサコアです。スペックはFire HD 10より若干劣りますが、CPUクロック数はFire HD 10と同じ2.0GHzなので、そこそこのスピードがでます。ゲームで使ってもそれほどストレスはありません。
サイズが8インチと手軽な大きさなので、持ち運びもできて一番使い勝手のよいFireタブレットです。
Fire 7のおすすめポイント
「Fire 7」は持ち運びがしやすいモデルです。小説などのKindle本を読むのに適しており、カラー表示もできます。
アプリは、ゲームで利用するよりも、仕事効率化ツール(メモアプリ)を入れて使うと便利です。