Fireタブレットで何ができるの?
プライムビデオが見れる以外にできることが知りたい。
FireタブレットはAmazonが作っているタブレットです。独自のOSを使っているため、通常のAndroidタブレットとは異なる部分があります。
そのため、この記事では、買った後に後悔しないために、Fireタブレットでできること、できないことを紹介します。
Fireタブレットでできること
Fireタブレットで「できること」について紹介します。
プライムビデオが見れる
FireタブレットでAmazonの動画配信サービス「プライムビデオ」を見ることができます。
ただし、タブレットを購入すれば全ての作品が無料で見られるわけではなく、「Amazonプライム会員」に入会すれば、レンタルなどを除き無料で見られます。
プライムビデオ以外のVODもアプリで見れる
プライムビデオ以外の動画配信サービス(VOD)は、「アプリストア」でアプリをインストールすれば見ることができます。
無料で見れるものもありますが、Netflixなどは別途月額利用料金がかかります。
Kindle本(電子書籍)が読める
Fireタブレットでは、Kindle本(電子書籍)を読むことができます。
- 購入したKindle本
- Prime Reading(Amazonプライム会員なら誰でも読める読み放題サービス)
- Kindle Unlimited(Prime Readingよりも読める本が多くなる読み放題サービス)
Kindle本を読む場合、専用デバイスの「Kindle」を利用する方法もありますが、FireタブレットのKindleアプリを使って読むこともできます。
Fireタブレットは、大きい画面でカラーで読めるのが特徴です。ファッション系雑誌はFire HD 10くらいの画面サイズがあると、とても読みやすいです。
Amazonプライム会員であれば、Prime Readingで追加料金なしで一部のKindle本が読み放題になります。
さらにもっと多くのkindle本を読みたい場合は、Kindle本読み放題サービス「Kindle Unlimited」を利用しましょう。
仕事などでまとめて情報収集したい時は「Kindle Unlimited」がオススメです。事業計画書を作成する時にお世話になりました。
音楽が聴ける
Amazonの音楽配信サービス「Amazon Music」で音楽を聴くことができます。
Amazon Music無料版は、Amazonアカウントがあれば、誰でも無料で音楽を聴けます。ただし、途中で広告がはいり、音楽を戻って再生したり、スキップも一定数以上はできません。
有料版の「Amazon Music Unlimited」は、月額料金がかかるのですが、多くの音楽を検索して聴けるようになり、音楽ファイルのダウンロード、前の曲、曲のスキップが無制限で使えます。
Echoデバイスがあると、BGMとして曲が流せるのでお勧めです。
Amazonプライム会員であればPrime Music(プライムミュージック)を追加料金なしで使えます。
すでに自分がもっている音楽ファイルを再生するなら、アプリを使って聴くことができます。
また、クラウド上にある音楽ファイルを再生したい場合は、ファイルマネージャーアプリ「File Commander」を使って音楽再生できます。
カメラで写真や動画がとれる
Fireタブレットには、カメラがついているので写真や動画をとることができます。
ただし、カメラの性能はあまりよくないので、カメラを期待して買うのはやめたほうがいいです。
標準で「ギャラリー」というアプリが付いていて、そのアプリを使って画像の編集ができます。
ギャラリーには「フィルタ(写真のテイストを変更する機能)」、「字や絵を描く機能」などが付いています。ちょっとした編集をしたい時に便利です。
Alexaが使える
Fireタブレットには音声サービスのAlexa(アレクサ)が付いています。アレクサの設定を有効にすると、言葉に反応していろいろなことができます。
ただし、Fire 7にはShowモードが付いていません(利用しない時にスクリーンセイバーとして利用できるAlexaのモードです)。
YouTubeが見れる
FireタブレットにYouTubeアプリを入れれば、YouTube動画を見ることができます。
アプリを入れなくても、Fireタブレットのブラウザ(Silkブラウザ)を使ってウェブからYoutubeを見ることも可能です。
ゲームができる
Fireタブレットで公式に提供している「アプリストア」から、いろいろなゲームをダウンロードできます。
非公式ですがGoogle PlayをインストールしてGoogle Playのゲームで遊ぶことも可能です。
ただし、FireタブレットのOSは独自OSのため、全てのゲームがプレイできるわけではありません。全部のゲームをプレイしたいのであれば、最初からGMS認証のAndroidタブレットを購入した方がいいです。
GPS(位置情報サービス)が使える
正確にはGPSではないのですが、WiFiを利用した位置情報サービスを使うことができます。
この機能を有効にすれば、Googleマップやデリバリーサービスなど、位置情報が必要なサービスが使えます。
子供用の設定ができる
Fireタブレットには、一つのタブレットを大人用と子供用に分けることができる「プロフィール設定」があります。
プロフィール設定を使えば、子供の利用時間などを設定できるので、Fireタブレットでずっとゲームをしたり、動画をみたりしてしまうのを防げます。
ウェブ検索ができる
Fireタブレットには「Silkブラウザ」という独自のブラウザが付いており、これを使ってウェブ検索などができます。基本的な検索であればこのブラウザで十分です。
APKファイルを使ってBraveブラウザをインストールすることもできます。
無料でビデオ通話ができる
アプリストアから「Zoomアプリ」をインストールすれば、無料でビデオ通話ができます。
スマートフォンで見るよりも画面も大きいので資料の文字なども見やすいです。
ZOOM以外のビデオ通話ができるアプリに「Skype(スカイプ)」があります。
画面録画ができる
最新のFireタブレットでは、最初からスクリーンレコーダーがついているので、新規にアプリを追加しなくても画面録画(スクリーン録画)ができます。
画面上部から表示させる通知の中にあります。
車のリアモニターとして使う
車で長距離移動する時に、子供に映画やアニメなどを見せることができる便利なリアモニターとして利用できます。
事前にプライムビデオで映画などをダウンロードしておけば、WiFiなしのオフライン再生が可能です。
リアモニターとして利用する場合は、シートのヘッドレストに装着して使うタブレットホルダーがあると便利です。
Fireタブレットでできないこと
Fireタブレットで「できないこと」について紹介します。
Google Playからアプリをダウンロード・インストールできない
Fireタブレットは、基本的にGoogle Playが使えないため、通常のAndroidアプリが使えません。
今後もGoogle Playがサポートされることはほぼないと思います。
ただし、Android OSがベースとなっているため、APKファイルを使って、Google Playを使えるようにできます。公式サポートはないので自己責任のうえで利用しましょう。
それらを理解した上でインストールしたい場合は、下記を参考にしてください。
Google関連サービスが使えない
前述のとおり、基本的にGoogle Playが使えないのでGoogle関連アプリが使えません。
- Gmailアプリ
- Google Chromeアプリ
- Google Driveアプリ
- スプレッドシート、ドキュメント、スライドなどのアプリ
ウェブからGoogleアカウントにログインして利用することはできますが、使いにくいです。
決済アプリは使えない
NFC機能がないので、タッチ決済(iDなど)は使えません。
また電話番号がないためPayPayなどのコードアプリの利用も不可能です。
インターネット接続にはWiFiが必要
Fireタブレットは、SIMカードが使えない(SIMカードスロットがない)ので、インターネットに接続するにはWiFiが必要です。
WiFiがないところでは、スマートフォンの「テザリング」を使ってネットにつなげられます。
Fireタブレットでできること・できないこと【まとめ】
プライムビデオで使う以外にもいろいろな使い方があります。
Amazonプライム会員になっていれば、プライムビデオ以外にも、Prime ReadingやPrime Musicを利用できます。Amazonサービスを活用するならFireタブレットが便利です。
デメリットとしては、Google Playが使えないため、いつものアプリが使えなくて困ることがあります。この場合は、非公式の方法でGoogle Playをインストールするか、最初からGMS認証済みのAndroidタブレットを購入した方がいいです。