ATTACK SHARK X11 を実際に使ってみた:使って分かった3つのメリット

シロイヌ

実際の使い心地はどうなの?
他のモデルと比べて何が優れているの?

ATTACK SHARK X11 の購入を考えているけれど、上記のように気になる点もあると思います。

この記事では、ATTACK SHARK X11 を実際に使用した体験をもとに、その特徴や他モデルとの違いについて詳しく解説していきます。

この記事で分かること
  • ATTACK SHARK X11 の主な特徴
  • Logicool G304との比較ポイント
  • 実際に使って分かった3つのメリット

目次

ATTACK SHARK X11の基本スペックと特徴

ATTACK SHARK X11の基本スペックは次のとおりです。

項目Attack shark X11
センサーPAW3311
最大DPI22,000 DPI
最大ポーリングレート1,000 Hz
加速速度40 G
移動速度400 IPS
接続方法トライモード(ドングル・Bluetooth・有線)
重量約63 g
サイズ128 × 64 × 40 mm
ATTACK SHARK X11同梱内容

センサー性能とDPI

ATTACK SHARK X11のセンサーは「PixArt PAW3311」です。

PixArtの上位ライン(例:PAW3327/PAW3370など)と比べると劣ってしまいますが、コストパフォーマンスはいいです。

操作感は、低価格のノーブランドマウスと比べると歴然!

カーソル移動が滑らかで、遅延やブレはあまり感じません。

22,000 DPIあるので、4Kやウルトラワイドモニターなど高解像度の環境で使えます。

接続方式とバッテリー

X11は、2.4GHzワイヤレス(USBレシーバー)、Bluetooth、有線USBの3種類の接続モードを備えています。

USBレシーバーを使えば配線を気にせず、遅延も感じずに利用できます。

マグネット充電が便利

X11には、マグネット式の充電ドックが付属しています。

使い終わったらドックに置くだけで充電が開始されるため、ワイヤレスのバッテリー切れの心配が減ります。

ATTACK SHARK X11の充電ドッグ

本体の重量とデザイン

X11は63gという超軽量ボディで、長時間の使用でも疲れにくい設計です。

軽いので掴み持ちもできます。

形状は手にフィットしやすく、グリップ感も良好です。

実際に使って感じた3つのメリット

1)フィットして操作しやすい

ATTACK SHARK X11は、全長が128 mmと大きいのですが、ちょうどいい大きさでした。

「掴み持ち」よりは、ホールドして使う「かぶせ持ち」に適しています。

親指あたりにある「戻る・進む」ボタンもちょうどよい場所にあって使いやすいです。

63gという軽量設計なので、実際にゲームや日常のPC操作に使用した際、手首や指への負担が少なく、長時間のプレイでも疲労感を感じにくいという印象を受けました。

ATTACK SHARK X11マウスのフィット感

2)コスパに優れた性能

X11は、5,000円以下でワイヤレスゲーミングマウスが利用できる点が大きなメリットです。

Logicool(ロジクール)やRazer(レイザー)は有線なら5,000円程度ですが、ワイヤレスになると1万円以上になってしまいます。

高性能マウスを購入する前に試してみたい人にとって、良心的な価格です。

キラキラ光る機能はないので、ゲーム以外にも仕事で使うこともできます。

3)設定の簡易性

設定も簡単で、初心者でも直感的に使えます。

DPI、Bluetoothやドングル切り替えもマウス背面で簡単にできます。

マニュアルを見なくても問題なく使いこなせる設計になっている点がいいです。

購入前に知っておきたいデメリット

若干チープな外観

ATTACK SHARK X11はコストパフォーマンス重視の設計のため、外装素材は高級感に欠ける部分があります。

上位ブランド製品と比較すると「やや安っぽい」と感じ部分もあります。

見た目の高級感もほしい人には不向きです。

さらさらした質感

X11は、マウス表面がさらさらしているので、人によっては、少し滑る感じがするかもしれません。

同梱されているシールを張ると滑り止めになります。

他モデルとの違い:X11とG304を比較

Logicool G304と比較した表がこちら。

項目Logicool G304ATTACK SHARK X11
センサーHEROPAW3311
最大DPI12,000 DPI22,000 DPI
最大ポーリングレート1,000 Hz1,000 Hz
加速速度40 G40 G
移動速度400 IPS400 IPS
接続方法ドングル(USBレシーバー)トライモード(ドングル・Bluetooth・有線)
重量約99 g約63 g
サイズ116.6 × 62.15 × 38.2 mm128 × 64 × 40 mm

軽さとフィット感の違い

Logicool G304は、重量は約99gで単三電池を含む重量です。個人的には好きな重さです。

マウス形状は左右対称で、手にフィットしやすいデザインになっていますが、大きさはやや小さく感じます。小さいので、どうしても「掴み持ち」になってしまいます。

持ちやすく滑りにくい素材が使われています。

ATTACK SHARK X11は、重量は約63gととても軽いです。軽すぎるのはあまり好きではなかったのですが、本体が大きいのでほどよく感じます。

本体サイズから「被せ持ち」スタイルでの使用に適していますが、「掴み持ち」でも、くぼみがあって持ち上げやすく、さらに軽いのでそれほど違和感なく操作できます。

質感は、少し滑りやすい感じがします。

ATTACK SHARK X11とG304の比較

センサー精度と遅延性能の比較

Logicool G304は、HEROセンサーを搭載しており、最大DPIは12,000です。

USBレシーバー(ドングル)を使っている限りは、遅延はあまり感じません。

ATTACK SHARK X11は、PAW3311センサーを搭載し、最大DPIは22,000と高いです。

精度的にはG304に比べると若干劣るかもしれませんが、実際のところ遅延はほとんど感じません。

接続モードは3種類ありますが、USBレシーバー(ドングル)を使った方がいいです。

設定の簡易性

Logicool G304は、Logicool G HUBソフトウェアを使用することで、DPI設定やボタンのカスタマイズが行えます。

ATTACK SHARK X11も専用ソフトウェアがあり、サイドボタンの割り当てやマクロ設定、ライティングの調整が可能です。

どちらもユーザーインターフェースが直感的で、設定がしやすいです。

簡単にまとめると以下のようになります。

  • 軽さとフィット感:ATTACK SHARK X11が軽量でフィット感良好、掴み持ちならG304が小さくて扱いやすい
  • 質感:ATTACK SHARK X11は滑りやすい感じがあり、G304はしっかりつかめる
  • センサー精度:G304の方が遅延性能や精度がやや優れているかも
  • 設定の簡易性:どちらも直感的で簡単

ソフトウェアの使い方とカスタマイズ機能

ダウンロードとインストール方法

ATTACK SHARK X11の専用ソフトウェアは、公式サイトからダウンロード可能です。

STEP
公式サイトからソフトウェアをダウンロード

下記のURLからソフトウェアをダウンロードします。

ATTACK SHARK X11専用ソフトウェア(ダウンロード)

STEP
ファイルを実行してインストール

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして実行します。

インストーラーは軽量で、セットアップも数分で完了します。

インストール時に変更する項目はありません。手順に沿って「NEXT」ボタンをクリックしてインストールしてください。

DPI設定やボタンカスタマイズ

設定画面の「右上のスライドバー」でDPIを100単位で調整できます。

DPIは最大6段階まで設定でき、それぞれに異なる色(赤→緑→青→黄→シアン→紫)が割り当てられています(マウス上部にあるライトが光ります)。

マウスの裏側にある切り替えボタンで順番に切り替わっていき、視覚的に分かりやすくなっています。

また、設定画面の「左上のメニュー」では、各ボタンにショートカットキーなどの機能を割り当てることが可能です。

RGBライティングとプロファイル設定

設定画面の「右下にあるメニュー」では、RGBライティングで色や発光パターンを自由にカスタマイズできます。

また、ポーリングレートは125Hz、250Hz、500Hz、1000Hzから選べます。

この他、設定画面の「左下にあるメニュー」では、複数の設定を「プロファイル」として保存しておくことができ、ゲーム用・作業用・夜間用などシーンに応じて瞬時に切り替えることが可能です。

DPI・トライモード切り替え

マウス背面は下記のようになっていて、DPIやトライモード(電源スイッチ)で切替ができます。

DPIの切替

⑨の「DPIサイクル」を押すたびにDPIを切り替えることができます。

マウス上部のライトの色が変わります。初期設定値は下記のとおり。

  • 赤:800 DPI
  • 緑:1600 DPI
  • 青:2400 DPI
  • 黄:3200 DPI
  • シアン:5000 DPI
  • 紫:22000 DPI

トライモード切り替え

電源スイッチを切り替えて、「USBレシーバー(ドングル)」→「OFF」→「Bluetooth」のモードを切り替えられます。

USBレシーバー(ドングル)を使う場合

⑫のレシーバー収納コンパートメントを開けて、USBレシーバーをパソコンのUSBポートにつけると、自動で接続して使えるようになります。

Bluetoothを使う場合

Bluetoothは2つの接続が作成でき、緑ランプ「BT1」、青ランプ「BT2」です。

➇ボタンを短く押すと、Bluetoothチャンネルを選択できます。

BT1を選択するとライトが緑色に点滅し、BT2を選択するとライトが青色に点滅します。

➇ボタンを約3秒間押し続けると、BT1のライトが緑色に速く点滅するので、ペアリングする必要があるデバイスのBluetoothをオンにします。

「X11mouse1」が表示されたら、時間内にペアリング接続すれば完了です。接続が成功するとライトが約1秒間緑色に点灯し、その後消灯します。

同様にしてBT2の設定ができます。ペアリングする時の名前は「X11mouse2」です。

③ 有線接続を使う場合

マウスの前面にあるUSBポートに付属のUSBコードをつなげれば、使えるようになります。

ATTACK SHARK X11はどんな人におすすめ?

コスパ重視のライトユーザー

「高機能なゲーミングマウスが欲しいけれど、予算は抑えたい」というライトユーザーにX11はおすすめです。

4000円台で購入できるにもかかわらず、3モード接続、DPI調整などゲーミングに必要な機能を一通り備えています。

はじめてゲーミングマウスを使う人

ゲーミングマウス初心者にもおすすめです。

ソフトウェアが直感的で扱いやすく、設定も簡単なため、初めてのゲーミングマウスでも扱いやすくなっています。

また、基本性能も必要な要件を満たしているので「とりあえず試してみたい」という人におすすめです。

よくある質問

マウスの滑りが悪い

マウスソール(マウスの滑る部分)には、薄い保護シール(文字が書かれた青いシール)が貼られています。

シールの部分だけをはがせば、滑りがよくなります。

薄いシールですが、はじから爪で少しひっかけてはずせます。

ATTACK SHARK X11の裏側

ATTACK SHARK X11はBluetoothで接続できますか?

できます。2つの接続を作成できるので、パソコンごとに切り替えることもできます。

ソフトウェアはどこで入手できますか?

ATTACK SHARK公式サイト(X11を紹介しているページ)からダウンロード可能です。

充電方法は?バッテリー持ちはどれくらい?

付属のマグネット式ドックや、USBを使って電源からも充電できます。

使用状況にもよりますが、フル充電で数日~1週間程度使用可能です。

ソフトウェアをインストールすれば、現在の充電状況を確認できます。

MacやChromebookでも使えますか?

マウスは利用できます。ただし、ソフトウェアによるカスタマイズ機能はWindowsのみです。

まとめ

ATTACK SHARK X11は、軽量かつ高性能で、コストパフォーマンスのよいゲーミングマウスです。

特に初めてゲーミングマウスを購入する人や、FPSで使うなら選択肢の一つにしてもいいと思います。

X11のスペックや実際に使って感じたメリット、G304との違い、ソフトウェア設定、購入前の注意点などを詳しく解説したので、参考にしてください。

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