アマゾンの本(電子書籍)の読み放題サービスには、プライムリーディング(Prime Reading)とキンドルアンリミテッド(Kindle Unlimited)があります。
同じ読み放題サービスですが、それぞれ違いがあります。その違いについて紹介します。
プライムリーディングとキンドルアンリミテッドは利用価格が違う
プライムリーディングは、アマゾンプライム(Amazonプライム)に加入している人が利用できる本(電子書籍)の読み放題サービスです。
アマゾンプライムは、月額500円(年間4,900円)で利用でき、複数あるサービスの中の一つにこの読み放題のサービス「プライムリーディング」があります。
※アマゾンプライムは年間で支払う方がお得です。
無料で読むことができる本は、キンドルアンリミテッドで提供されているものの一部が対象となっています。
一方、キンドルアンリミテッドは、アマゾンプライムとは別のサブスクリプションで、月額980円(年間11,760円)で利用する読み放題サービスです。価格はアマゾンプライムの約2倍以上となっています。
プライムリーディングとキンドルアンリミテッドでは、読み放題の本の数が違う
価格が違う二つのサービスですが、価格の違いは、やはり読み放題対象コンテンツ量の違いになります。
プライムリーディングの方が読める本の数は少なく、キンドルアンリミテッドの方が読み放題で読める本の数ははるかに多くなっています。
実際のコンテンツの量は、プライムリーディングの読み放題対象が1,000(以上)なのに対して、キンドルアンリミテッドは70,000(以上)となっています(記事執筆時)。
あまりピントこないかもしれないので、例をあげると、「ビットコイン」で検索した場合、プライムリーディングだと2冊しか読めませんが、キンドルアンリミテッドだと365冊も読むことができます。これなら月額980円でも納得がいきます。
プライムリーディングとキンドルアンリミテッドで読める本の一覧は、下記のURLにアクセス後、左メニューの「カテゴリー」にある「読み放題対象タイトル」にチェックを入れると確認できます。
とはいえ、キンドルアンリミテッドでも、全ての本が読み放題というわけではありません。指定されたものが読み放題となっています。
また、読める本は入れ替えられるため、前は読めたけど今は読めないといったことも起きるので注意が必要です。
本(電子書籍)はどうやって読むの?
プライムリーディングやキンドルアンリミテッドの本(電子書籍)は、手持ちのAndroidやiPhoneなどのスマートフォンやPC、Macに「kindle無料アプリ」インストールして読むことができます。
Fireタブレットだとデフォルトでインストールされている「kindle無料アプリ(※本と書かれているアプリ)」で読むことができます。
ライブラリーに登録できる本の登録には上限がある
プライムリーディングもキンドルアンリミテッドも「kindle無料アプリ」のライブラリーで同時に利用できるのは最大20冊までです。
それ以上利用しようとすると、利用中の20冊の中から、いずれかの利用を終了しないと新しい本が利用できません。
無料のお試し30日間を体験
プライムリーディングの場合は、アマゾンプライム会員に登録して30日間は無料体験ができます。
また、キンドルアンリミテッドも同様に会員登録して30日間は無料で読み放題を試すことができます。
お試し開始から30日間は無料で体験できるので、気になる人は一度無料で試してみましょう。
ただし、お試し登録後はキャンセル(退会)しないと翌月以降は自動更新されてしまうので注意が必要です。
まとめ
プライムリーディングとキンドルアンリミテッドのサービスの違いを比較をすると下記のようになります。
※価格は記事作成時点のものです。最新の価格はAmazonでご確認ください。
価格 | 蔵書数 | 1度に読める本数 | |
プライム リーディング |
年間4,900円 | 1,000以上 | 10冊 |
キンドル アンリミテッド |
月額980円 (年間11,760円) |
70,000以上 | 10冊 |