疑問
Fireタブレットで使えるBluetoothキーボードはある?
Fireタブレットは、Androidタブレットなので、Android用Bluetoothキーボードが使えます。
Bluetoothキーボードにすれば、ワイヤレスでデスク回りがスッキリします!
この記事では、記事前半で、Fireタブレットで使えるBluetoothキーボードの選び方を、後半では、キーボードの種類やおすすめを紹介します。
Fireタブレット用Bluetoothキーボードの選び方
FireタブレットでBluetoothキーボードを使う場合は、Bluetoothで接続します。
その時に必要となる条件やあると便利な機能をまとめました。
Fireタブレットで使う時の条件や機能
- FireタブレットのBluetooth規格
- Android対応
- 日本語キーボード(JIS配列)
- 電池タイプ・充電タイプ
- オプション機能
- 価格目安
FireタブレットのBluetooth規格
FireタブレットのBluetoothの規格は下記のようになっています。
最新のBluetooth接続を購入しても、古い世代では使えないので注意が必要です。
発売年(世代) | Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 |
2022年(第12世代) | Bluetooth 5.0 LE | Bluetooth 5.2 LE | ― |
2021年(第11世代) | ― | ― | Bluetooth 5.0 LE |
2020年(第10世代) | ― | Bluetooth 5.0 LE | ― |
2019年(第9世代) | Bluetooth 4.1 LE | ― | Bluetooth 4.2 LE |
2018年(第8世代) | ― | Bluetooth 4.1 LE | ― |
2017年(第7世代) | Bluetooth 4.1 LE | Bluetooth 4.1 LE | Bluetooth 4.1 LE |
Android対応
Fireタブレット用Bluetoothキーボードを選ぶ時に、もっとも重要になるのが「Android対応」していることです。
パソコン用(Windows)やiPad用などもありますが、必ずAndroid用を選びましょう。
日本語キーボード(JIS配列)
楽天市場で、Android用ワイヤレス・Bluetoothキーボードを探すと、安いキーボードがたくさんでてきます。
ただし、安いキーボードの多くが、日本語キーボードのキー配列とは違う「英語キーボード」です。
通常使っている日本語キーボードは、JIS配列というキー配列になっており、左上に「日本語と英語を切り替えるボタン」が付いています。英語キーボードには付いておらず、切り替え方法が分からないことが多いです(ほとんどの場合「Shift+スペース」)。
そのため、違和感なくタイピングしたいのであれば、JIS配列のキーボードがおすすめです。
なお、日本語対応と書いてあっても、「日本語と英語を切り替えるボタン」がない場合があります。「これ違うじゃん!」とならないように、写真で確認しましょう。
電池タイプ・充電タイプ
キーボードが単三乾電池で動くタイプなのか、充電タイプなのかも確認しておきましょう。
電池タイプであれば、外出中に電池が切れても、コンビニなどで電池を買ってすぐに使えます。
一方、充電タイプの場合は、フル充電しないと反応にぶかったり、充電が切れてしまうとすぐに使えなかったりするので注意が必要です。
オプション機能
キーボードにオプションとして付いている機能には下記のものがあります。
機能 | 詳細 |
タッチパッド | マウスのホイール、クリック、右クリックなどの機能を代替えできます。 |
折り畳み | キーボードを折りたたむことができます。持ち運びが便利です。 |
スタンド付き | キーボードに「溝」がついており、そこにタブレットをさして使うとスタンド替わりになります。 |
テンキー付き | Bluetoothキーボードのほとんどはテンキーがありません。数字入力することが多い場合はあると便利です。 |
Bluetoothキーボードの価格の目安
Bluetoothキーボードの価格の目安は、英語キーボードだと1,700円前後で購入できます。
日本語キーボードの場合は、2,000円前後です。割引やセール開催中は2,000円以下でも購入できます。
日本語キーボードにオプション機能がついたり、ブランドキーボードになったりすると、3,000円以上になります。
※価格は記事作成時点のものです。最新の価格はAmazonでご確認ください。
Fireタブレットで使えるBluetoothキーボードの種類
Fireタブレットで、使えるBluetoothキーボードには、下記の種類があります。
Bluetoothキーボードの種類
- 英語キーボード
- 日本語キーボード
- Amazon純正のFireタブレット用ワイヤレスキーボード
- タッチパッド付Bluetoothキーボード
- 折り畳み式Bluetoothキーボード
- スタンド機能付Bluetoothキーボード
- テンキー付Bluetoothキーボード
英語キーボード
英語キーボードは、一番安価なBluetoothキーボードです。
日本語と英語の切り替えキーがありません(通常、左上にある半角/全角キー)。
ローマ字で日本語入力はできますが、日本語キーボードのキー配列とは若干異なるため、違和感があります。
日本語キーボード
JIS配列の日本語キーボード。Bluetoothで接続するタイプです。
日本語と英語の切り替えキーがあります。
Amazon純正のFireタブレット用ワイヤレスキーボード
Fireタブレットには、キーボードとカバーが一体となった、Amazon純正のBluetoothキーボードがあります。
このカバー一体型キーボードは、マグネットで本体を固定し、スクリーン角度の調節が可能です。キーボードを使わない時は取り外すこともできます。
ただし、英語キーボードなので、日本語と英語の切り替えキー(左上にある半角/全角キー)はありません(「Shift+スペース」で切り替え)。
キーボードは、Fire HD 10やFire HD 10 Plus専用のため、Fire HD 8では利用できません(カバーのサイズが合いません)。また、Fireタブレット本体のサイズに合わせて作られているため、利用できる世代(モデル)が決まっています。
タッチパッド付Bluetoothキーボード
タッチパッド付Bluetoothキーボードは、キーボードに付いているタッチパッドで、マウスの操作ができるキーボードです。
折り畳み式Bluetoothキーボード
折り畳み式Bluetoothキーボードは、使わない時は折りたためるため、持ち運びに便利なキーボードです。
スタンド機能付Bluetoothキーボード
スタンド機能付Bluetoothキーボードには、タブレットやスマートフォンを立てかけられる「溝」が付いています。
個別にスタントを用意する必要がないのがメリットです。ただし、溝にホコリがたまりやすいのがデメリットです。
テンキー付Bluetoothキーボード
テンキー付Bluetoothキーボードは、通常のキーボードのように、右側にテンキーが付いています。
通常のキーボードと同じキー配列なので、一番使いやすいタイプでが、横長になるため、持ち運びには不向きです。
まとめ:FireタブレットでおすすめのBluetoothキーボード
以上、FireタブレットでBluetoothキーボードを選ぶ時のポイントと種類を紹介しました。
「Android対応」は必須条件なので、これだけは必ずチェックしましょう。追加で「日本語キーボードかどうか」「オプションであると便利な機能は何か」を決めると選びやすくなります。
Amazonでは、Ewinのキーボードが人気のようです。中華キーボードですが、レビューでは4以上と、よい評価を獲得しているのでおすすめです。
下記の記事では、EwinキーボードをFireタブレット(Fire HD 10)にBluetooth接続し、初期設定して利用する方法を紹介しています。