クラウドストレージといえば、Microsoftの「OneDrive」やGoogleの「Google Drive」、Dropboxなどがありますが、Amazonのサービスにもクラウドストレージサービスがあります。
それが、無料で5GBまで利用できる「Amazon Drive(アマゾンドライブ)」です。Amazonの会員であれば利用できます(プライム会員の必要はありません)。
「Amazon Cloud Drive」というサービス名もありますが「Amazon Drive」と同じ場所へ誘導されるので同じサービスと考えて問題ありません。
アマゾンドライブには、MicrosoftのOfficeファイルやPDF、テキストファイルなど、画像以外のファイルも保存することができます。
また、アップロードしたファイルの共有、プレビューを行うことができ、フォルダを作成して整理したりAmazon Drive内をファイル検索することもできます。
Amazon Driveを利用する方法
Amazon Driveを利用する方法には下記の方法があります。
・ウェブブラウザ
・デスクトップアプリ
・iOSアプリ
・Androidアプリ
・Fireタブレット
iOSアプリ、Androidアプリはあるのですが「Fireタブレット」用のアプリはありません。
そのため、Fireタブレットで利用する場合は、「ウェブブラウザ」を使ってAmazon DriveのURLにアクセスして利用します。
>>>Amazon DriveのURL(サインインが必要です)
Amazon Driveの容量
「Amazon Drive」と「Amazon Photo」の領域は共有されているので、両方合わせて5GBが無料の利用枠になります。5GB以上になるとファイルアップロードができなくなります。
容量がいっぱいになった場合は、オプションで容量追加することができます。
オプションの容量は、最小で「100GB/2,490円(1年間)」、最大で「30TB/414,000円(1年間)」まで用意されています。
Amazonプライム会員であれば、容量無制限で写真ストレージを利用できます。
「Amazon Drive」と「Amazon Photos」の違い
「Amazon Drive」と「Amazon Photos」の大きな違いは、保存できるファイル形式です。
「Amazon Drive」と「Amazon Photos」のどちらにも保存できるのは画像やビデオファイルです。
写真ファイルに関しては、JPEG、BMP、PNG、GIF、大部分のTIFF、HEIF、HEVC、HEIC、および一部のRAW形式のファイルに対応しています。
ビデオファイルに関しては、MP4、QuickTime、AVI、MTS、MPG、ASF、WMV、Flash、HEIF、HEVC、およびOGGに対応しています。
また、RAWファイル形式にも対応しています。
・Nikon (NEFファイル)
・Canon (CR2ファイル)
・ARW (Sony)
・CRW (Canon RAW CIFFイメージ)
・ORF (Olympus) ファイル
・DNGファイル
※対応するファイルの種類は、変更される可能性があります。
一方「Amazon Drive」には保存できて「Amazon Photos」に保存できないファイルがあります。
それが、一般的な書類形式のファイルです。
MicrosoftのOficce系ファイル、DOCX、PDF、ZIPなどのファイルは「Amazon Drive」にしか保存できません。
これがAmazon Photoとの大きな違となっています。